超強化型 老健ウェルビー
2018年度の介護保険制度改正により、介護老人保健施設サービスは、
「超強化型」「在宅強化型」「加算型」「基本型」「その他」の5段階に分類されることとなりました。
分類項目としては
・在宅復帰率
・ベッド回転率
・入所前後の訪問指導件数
・退所前後の訪問指導件数
・サービスの実施状況
・リハビリテーション専門職の配置人数
・支援相談員の配置人数
・要介護重度者の受け入れ状況
・喀痰吸引が必要な方の受け入れ状況
・経管栄養が必要な方の受け入れ状況
上記10項目の判定から、90点満点中の70点以上だと「超強化型」と認定を受ける事ができ、ウェルビーはこれまでの取り組みの成果として、制度改正時の2018年4月から「超強化型」の認定を受けています。
介護老人保健施設全体の理念、役割を全うすることで受けられた認可である事を理解し、これからも社会に求められる施設であり続けることを目標と定め、スタッフ一同取り組んでいきたいと考えています。
介護老人保健施設全体の理念
介護老人保健施設は、利用者の尊厳を守り、安全に配慮しながら、生活機能の維持・向上をめざし総合的に援助します。
また、家族や地域の人びと・機関と協力し、安心して自立した在宅生活が続けられるよう支援します。
介護老人保健施設の役割
1.包括的ケアサービス施設
利用者の意思を尊重し、望ましい在宅または施設生活が過ごせるようチームで支援します。
そのため、利用者に応じた目標と支援計画を立て、必要な医療、看護や介護、リハビリテーションを提供します。
2.リハビリテーション施設
体力や基本動作能力の獲得、活動や参加の促進、家庭環境の調整など生活機能向上を目的に、集中的な維持期リハビリテーションを行います。
3.在宅復帰施設
脳卒中、廃用症候群、認知症等による個々の状態像に応じて、多職種からなるチームケアを行い、早期の在宅復帰に努めます。
4.在宅生活支援施設
自立した在宅生活が継続できるよう、介護予防に努め、入所や通所・訪問リハビリテーションなどのサービスを提供するとともに、他サービス機関と連携して総合的に支援し、家族の介護負担の軽減に努めます。
5.地域に根ざした施設
家族や地域住民と交流し情報提供を行い、さまざまなケアの相談に対応します。市町村自治体や各種事業者、保健・医療・福祉機関などと連携し、地域と一体となったケアを積極的に担います。
また、評価・情報公開を積極的に行い、サービスの向上に努めます。
「公益社団法人 全国老人保健施設協会より抜粋」